東京都新宿区四谷の路上において、特定の店舗を襲撃する目的で凶器を所持して集結し、強盗の準備を行ったとして、警視庁は22日までに、強盗予備の疑いで23歳の男ら6人を逮捕しました。グループはSNS等の闇バイトを通じて集められた匿名・流動型犯罪グループ(通称:トクリュウ)とみられ、警察は現場から逃走した別の男2人の行方を追跡しています。
強盗予備の疑いで逮捕されたのは、住所・職業不詳の植竹和弘容疑者(23)や須藤大樹容疑者(23)、および10代の少年3人を含む計6人です。逮捕容疑は今月21日、新宿区四谷の路上において、特定の貴金属買取店に強盗に入る目的で警棒などの凶器を所持し、犯行の準備(予備行為)をした疑いが持たれています。
警視庁は今月5月の段階で、電磁的・客観的なインテリジェンス情報などから「四谷周辺の買い取り店に持ち込まれる予定の金塊が、犯罪グループに狙われている」という具体的な襲撃計画を事前に把握。捜査員が現場周辺で厳重な伏兵警戒を展開していたところ、21日になって現場にレンタカーなどを用いて男8人が一斉に現れたため、職務質問および制圧を敢行しました。
現場は捜査員と男たちが入り乱れて一時騒然となり、その場で少年らを含む6人が確保されましたが、残る2人はレンタカーを急発進させて現在も逃走中です。逮捕された8人は、連絡手段としてメッセージの自動消去機能などを備えた秘匿性の高い通信アプリを使用しており、互いに生い立ちや氏名などの面識がない状態で指示役に動かされていたとみられます。警察は、典型的なトクリュウによる組織的知能・暴力複合犯罪と断定し、逃走車両の電磁的な走行ログ解析を進めるとともに、上位の指示役(黒幕)の特定に向けて本格的な通信フォレンジック捜査を展開しています。


