【内部不正の闇】実在しない建物で架空請求…家電の落雷被害を偽り共済金104万円を詐取した疑い、懲戒解雇された農業共済組合の43歳元課長を逮捕 三重

架空の契約をもとに共済金をだまし取ったとして、三重県警津署は29日、詐欺や有印私文書偽造・同行使などの疑いで、県農業共済組合の元課長級職員の男を逮捕しました。

逮捕されたのは、鈴鹿市伊船町の谷口孝夫容疑者(43)です。谷口容疑者は2024年8月、知人名義で架空の建物共済契約を結んだ上、同年12月に「落雷で給湯機などの家電製品が壊れた」とする虚偽の書類を提出し、共済金約104万円を親族の口座に振り込ませてだまし取った疑いが持たれています。

組合からの告訴を受けて警察が捜査したところ、契約された建物は実在していませんでした。調べに対し谷口容疑者は「事実に間違いない」と容疑を認めています。谷口容疑者は過去に審査部門に所属しており、別の架空請求による計約254万円の詐取が発覚して昨年7月に懲戒解雇されていました。警察は余罪についても追及する方針です。