【7期目のベテラン市議汚職】不正発覚の廃棄物業者から100万円、収集運搬許可を取り消さないよう市役所に働きかけた収賄の疑いで大洲市議・村上常雄容疑者(67)を逮捕 愛媛

汚職事件

愛媛県大洲市の一般廃棄物処理業者の収集運搬業の許可を巡り、市議会議員の男が許可を取り消さないよう市役所に働きかけた見返りに、賄賂100万円を受け取った疑いで4日に逮捕されました。

逮捕されたのは、大洲市北只に住む大洲市議会議員・村上常雄容疑者(67)です。村上容疑者は昨年8月の大洲市議会で、ゴミの清掃活動について質問するなどしていました。

警察の調べによりますと村上容疑者は昨年9月下旬、一般廃棄物処理業者の実質的な経営者から依頼を受け、市役所の担当者に収集運搬業の許可を取り消さないよう働きかけ、謝礼として現金100万円の賄賂を受け取った疑いが持たれています。この業者は回収した家庭のゴミに事業系の廃棄物を混ぜて市の環境センターに搬入しており、市の調査で不正が発覚していました。経営者が許可取消を避けるため、知人の村上容疑者に依頼したとされています。

村上容疑者の認否は明らかにされていません。大洲市議会のHPによりますと、村上容疑者は市議7期目で、議会運営委員会の委員長などを務めています。警察は業者側についても贈賄の疑いも視野に任意で捜査。市議から働きかけを受けた市職員についても、法に触れる行為がなかったか調べています。大洲市議会の議長は「事実であれば誠に遺憾。捜査機関に全面的に協力する」としています。