八代市庁舎建設を巡る汚職事件で、あっせん収賄などの容疑で逮捕・起訴された市議の男の自宅から、現金1千万円以上が押収されていたことが分かりました。
現金が見つかったのは、熊本県八代市議の成松由紀夫被告(54)の自宅です。捜査本部が5月に家宅捜索した際、金庫ではなく袋に隠された1千万円以上の現金を発見し押収しました。成松被告らは2021年、建設業者側から賄賂として6千万円を受け取ったとされています。さらに成松被告と共犯者らは、このうち約2千万円を深夜にコンビニATMからIT企業の口座へ入金し、別の口座へ移すなどして賄賂を隠したとして、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)の疑いで再逮捕・新規逮捕されています。警察は押収した現金と賄賂との関連や、巧妙な金の流れについて全容解明を進めています。

