高知市 NPO法人元職員逮捕 就労支援作業所の売り上げ金横領か

 自閉症の人の就労支援などを行っている、高知市のNPO法人の元職員が、自閉症の人が働く作業所の売り上げ金180万円余りを着服したとして、業務上横領の疑いで逮捕されました。
 逮捕されたのは、高知市春野町にあるNPO法人「高知県自閉症協会」の職員だった澤田理恵容疑者(52)です。
 警察によりますと、澤田容疑者は、平成22年10月からおよそ7か月間にわたって、NPO法人の銀行口座から、現金合わせて180万円余りを引き出して着服したとして、業務上横領の疑いが持たれています。
 澤田容疑者が現金を引き出した銀行口座は、NPO法人が自閉症の人たちの就労支援のために運営している作業所の売り上げ金を管理していたということです。
 澤田容疑者は当時、1人で経理の担当をしていて、NPO法人の内部監査で着服の疑いがあることがわかり、平成23年7月に解雇され、平成26年2月に警察に告訴されました。
 警察の調べに対して、澤田容疑者は「生活費などに使った」と容疑を認めているということです。
NPO法人の作業所では、トマトの収穫の手伝いもしていて、その報酬として澤田容疑者が農家などから受け取ったおよそ60万円の行方がわからなくなっているということで、警察が関連を調べています。
 「高知県自閉症協会」の田村孝子理事長は「関係者にご迷惑をおかけして大変、申し訳ありません。
改善策を講じて再発防止に努めます」と話しています。