東京都からの業務禁止命令に従わず、別の業者名を名乗ってマルチ商法を継続したとして、警視庁は11日、コンサルティング会社「プレジデント」元社長・坂本新容疑者(30)ら男女4人を特定商取引法違反の疑いで逮捕しました。マルチ商法の禁止命令違反による立件は全国で初めてのケースとなります。
坂本容疑者らは昨年、都から9か月間の業務禁止命令を受けていたにもかかわらず、「ワンハンドレッド」や「シャイン」といった複数の別名義を使い、20代の若者らにマルチ商法の勧誘を行わせていた疑いが持たれています。
グループはマッチングアプリ等で知り合った若者に「1人紹介すれば10万円もらえる」と持ちかけ、入会金や情報商材代として約30万~40万円を支払わせていました。会員の平均年齢は21.7歳と非常に若く、消費者金融で借金をさせてまで入会させる手口が横行。2019年以降、全国の約2000人から計約8億5000万円を集めていたとみられ、警視庁が実態解明を進めています。

