東京都目黒区の解体工事現場から配線ケーブル約30キロを盗み出したとして、警視庁は20日までに、窃盗の疑いで64歳の男を逮捕しました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、川浦辰仁容疑者(64)です。逮捕容疑は先月4月22日の夜間、目黒区原町に所在する解体工事現場に侵入し、敷地内に保管されていた配線ケーブル約30キロ(時価約3万円相当)を盗取した疑いが持たれています。
警視庁によりますと、事件当時は夜間で工事は休止中でしたが、川浦容疑者はあらかじめ作業服などを着用して工事関係者を装い、近隣の住宅を訪問。「やり残した仕事があるので、これから少し音が出るかもしれない」などと嘘の説明を行い、不審がられないよう隠蔽工作を図っていたということです。しかし、この説明を不審に思った近隣住民が、解体工事を請け負っていた正規の業者へ直接確認の連絡を入れたことで、現場に作業員を派遣していないことが判明し事件が発覚しました。警視庁は川浦容疑者の認否を明らかにしていませんが、盗み出したケーブルを金属スクラップなどの買い取り業者に持ち込んで現金化し、日常的に売りさばいていた可能性が高いとみて、余罪の有無や転売ルートを追及しています。


