事業実績を巧妙に偽って自社の株式を売却し、投資会社から巨額の資金をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は30日までに、詐欺の疑いで医療関連会社の元社長の男を逮捕しました。
逮捕されたのは、東京都港区にある医療関連会社「MTU」の元社長・原拓也容疑者(38)です。原容疑者は2024年12月から2025年2月ごろにかけ、医療機関向けのオンラインセキュリティーサービスが実際には完成していないにもかかわらず、「約50の機関に導入され、売上概算は約8億円に上る」などと虚偽の説明を展開。自社を優良企業と誤認させ、投資会社「J―STAR」にMTUの株式約1万株を計約16億3000万円で購入させた疑いが持たれています。
警視庁は、だまし取った資金のうち約6億円が原容疑者個人の借金返済に充てられていたとみて使途を追及しています。調べに対し原容疑者は「詐欺と言われるようなことはしていません」と供述し、容疑を否認しています。

