【匿流の指示役を逮捕】「手配されている藤原や」公開手配からわずか4時間後に交番へ出頭、闇バイトで高校生ら集めガラス破壊の店舗窃盗を指示か 藤原朋輝容疑者(28)を逮捕 大阪

少年らをSNS上の「闇バイト」などで募って連続で盗みをしたとして、大阪府警は4日、建造物侵入と窃盗の容疑で堺市中区の職業不詳、藤原朋輝容疑者(28)を逮捕したと発表しました。府警は認否を明らかにしていません。

府警は藤原容疑者が「匿名・流動型犯罪グループ」(匿流)の指示役の1人だったとみています。府警は3日午後3時半ごろに藤原容疑者を公開手配し行方を追っていましたが、約4時間後の午後7時45分ごろ、大阪府和泉市内の交番に1人で出頭してきたということです。その際、警察官に「公開手配されている藤原朋輝や。出頭してきたんやけど」と話したといい、府警は午後8時45分ごろに逮捕しました。

逮捕容疑は3月5日、堺市北区の金属リサイクル会社の事務所で現金5万円などを盗んだ後、中古スマートフォンの販売などを行う大阪府泉南市の店舗でスマートフォン約60台を盗んだというものです。府警はいずれの現場でも、工具でガラス戸を壊して侵入したとみています。

この事件で府警は2日までに、指定暴力団山口組系組員の神川将一容疑者(29)と無職の増田挑容疑者(24)、さらに当時高校生だった2人を含む17~18歳の少年ら4人を逮捕しました。藤原容疑者は神川、増田両容疑者とともに指示役を担当し、闇バイトで集めた実行役の少年らに対して秘匿性の高い通信アプリで指示を出していたとみられます。

少年らの供述や、共犯者から押収したスマートフォンの解析から藤原容疑者らの関与が浮上しました。府警によれば、同様に工具でガラス戸を破壊し侵入する窃盗事件は、2月後半から5月末までに府内で約60件発生しており、余罪があるとみて詳しく調べています。