国の許可を得ずに自家用車を使って乗客を有償で送迎する、いわゆる「白タク行為」を繰り返したとして、岐阜県警は20日までに、道路運送法違反の疑いで関市に住む73歳の女を逮捕しました。女は容疑を認めており、数年前から常習的に営業を続けていたとみられます。
道路運送法違反(無許可経営)の疑いで逮捕されたのは、岐阜県関市に居住するパート従業員、上野圭子(うえの・けいこ)容疑者(73)です。逮捕容疑は今年2月、関市内において複数回にわたり、国土交通大臣の許可を受けずに自己の自家用車に顧客を乗せ、自宅などへ送り届けて旅客運送営業を行った疑いが持たれています。
警察によりますと、昨年2025年12月に「不法に自家用車で客を乗せて金を回収している女がいる」との匿名の情報提供があり、警察が動線や周辺の電磁的ログなどを基に隠密捜査を開始したところ、今回の犯行が浮上しました。上野容疑者は送迎1回につき、現金1,000円から2,000円を運賃として直接受け取っていたということです。取り調べに対し、上野容疑者は「間違いありません」と容疑を認めており、数年前からこの白タク行為を繰り返し、毎月数万円の副収入を得ていたという趣旨の供述をしています。警察は、常連客の特定や正確な違法利得の総額を割り出すため、スマートフォンの通信履歴などを精査し、余罪の裏付けを厳しく進めています。


