東京都中央区の交差点において、信号無視をして進入した乗用車が横断歩道を渡っていた歩行者2人に衝突し、そのまま現場から逃走するひき逃げ事件がありました。警察が逃走した車両の行方を追っていたところ、事件から約2時間後に約2キロ離れた路上で車を発見・確保し、運転していた男を酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。
捜査関係者によりますと、事件が発生したのは今月16日の午後5時半前、中央区にある勝どき駅前の交差点です。歩行者用の横断歩道を渡っていた男性2人に対し、赤信号を無視して交差点内に進入してきた乗用車が激しく衝突しました。この衝突により、横断していた70代の男性が骨折などの重傷を負い、もう一人の60代の男性も軽傷を負いました。
車は負傷者を救護することなくその場から一斉に逃走。警察が周辺の防犯カメラ等の電磁的記録の精査や緊急配備を行って行方を追跡していたところ、午後7時半すぎ、現場から約2キロメートルほど離れた橋の上において、警察官が不審な該当車両を発見し、身柄を確保しました。
呼気検査(アルコール検査)を実施したところ、運転手の男から法定の基準値を超えるアルコール分が検出されたため、警察は酒気帯び運転の疑いで男をその場で現行犯逮捕しました。警察は、過失運転致傷や道路交通法違反(救護義務違反・不申告)の疑いも視野に、当時の詳しい事故状況や飲酒の経緯について全容解明を進めています。


