愛知県安城市の交差点において、酒を飲んだ状態で有効な運転免許を持たずに車を運転し、赤信号を無視して交差点に進入して衝突事故を起こしたとして、愛知県警安城署は16日、自動車運転死傷処罰法違反(無免許危険運転傷害)の疑いで29歳の男を逮捕しました。男は事故を起こした事実は認めているものの、「記憶にない」などと供述しているということです。
無免許危険運転傷害の疑いで逮捕されたのは、愛知県刈谷市井ヶ谷町に居住する職業不詳、木村有邦容疑者(29)です。逮捕容疑は今月16日の午前6時15分ごろ、安城市美園町の信号機のある交差点において、アルコールを体内に保有した状態で無免許のまま乗用車を運転し、赤信号の規制を無視して交差点内に進入。左方から適法に進行してきた乗用車と激しく衝突し、運転手の男性(64)らに怪我を負わせた疑いが持たれています。
警察によりますと、この衝突事故により、木村容疑者と被害車両の乗用車を運転していた64歳の男性の双方が身体に軽傷を負いました。事故直後、木村容疑者はアルコールの影響により意識がもうろうとした状態であり、救急搬送された病院での電磁的・客観的検査の結果、呼気から法定の基準値を大きく超えるアルコール分が検出されたため、容疑が特定され身柄を拘束されました。
取り調べに対し、木村容疑者は「車で事故を起こしたこと自体に間違いはない」と公訴事実を認めつつも、「ただ、どうしてこのような大きな事故になってしまったのかは記憶にない」と供述し、当時の明確な状況については曖昧な弁解を残しています。警察は、木村容疑者が事故前に酒を飲んでいた場所やルート、日常的な無免許運転の常習性などについて、防犯カメラの映像ログや周辺の電磁的記録を解析し、危険運転の全容解明に向けて捜査を継続しています。


