【巨額背任】被害総額3億円超か、愛知電機の元社員・山口慎介容疑者(50)を逮捕 銅資材を不正発注し金属業者へ転売、高級クラブや飲食代に消費か

経済事件

中部電力グループの主要変圧器メーカー「愛知電機」において、社内手続きを経ずに多額の資材を不正に発注し、会社に損害を与えたとして、警察は20日までに、背任の疑いで50歳の元社員の男を逮捕しました。

背任の疑いで逮捕されたのは、愛知電機の元社員、山口慎介(やまぐち・しんすけ)容疑者(50)です。逮捕容疑は同社の社員だった際、正規の社内決裁の手続きを経ずに銅資材を発注。商品は会社に納品させないまま、仕入れ代金約840万円だけを会社側に支払わせて損害を与えた疑いが持たれています。

警察の調べによりますと、山口容疑者は不正に発注した銅資材を自ら引き取り、そのまま金属買い取り業者へ持ち込んで約200万円で売却。得た現金を自身の飲食代などに充てていたとみられています。取り調べに対し、山口容疑者は「間違いありません」と容疑を認めています。警察は、山口容疑者が2011年から2024年までの約13年間にわたり、同様の不正発注を反復し、別の正規商品の代金に上乗せして隠蔽する手口で、総額3億円余りを会社に支払わせていたとみて、巨額の余罪について裏付け捜査を厳しく進めています。