公道に下水道管を整備する工事で隣接する土地の所有者から徴収した現金80万円余りを横領したとして、業務上横領の罪に問われている新庄市役所の元職員の裁判で、元職員は起訴された内容を認めました。
新庄市の元職員、伊藤悠被告(26)は、上下水道課の主事だった令和元年8月からの半年間に、公道に下水道管を整備する工事で隣接する土地の所有者が負担した費用などを20回にわたって、あわせて82万6000円余り横領したとして、業務上横領の罪に問われています。
27日の裁判で、元職員は「間違いありません」と起訴された内容を認めました。
検察は「被告は市民から受け取った現金を会計課へ持って行くふりをして財布やポケットに入れて横領し、遊ぶ金や生活費として使っていた。業務の中で『横領しようと思えばできそうだ』と感じていて、当時は家庭内トラブルから家族を養うモチベーションをなくし、犯行に及んだ」と主張しました。
元職員は他人に譲り渡す目的で新庄市内の金融機関から預金通帳とキャッシュカードの交付を受けたとして詐欺の罪でも起訴されていて、起訴内容を認めています。

