女子高生にわいせつ 容疑の日立市職員逮捕

2016.06.15

 女子高生にわいせつな行為をしたとして、日立署は13日、県青少年健全育成条例違反の容疑で日立市川尻町の同市職員、渡辺裕太容疑者(28)を逮捕した。「間違いない」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は5月14日から15日にかけて、県北地域のホテルで、18歳未満であることを知りながら同地域に住む県立高3年の女子生徒(17)とわいせつな行為をしたとしている。

 同署によると、同地域で14日に渡辺容疑者が女子生徒に声をかけて知り合ったという。15日、女子生徒の母親が「娘が帰ってこない」と110番通報した。

 今月13日に女子生徒が「渡辺容疑者からメールがきて、断れずまた会う約束をした」と同署に連絡。同日夕、待ち合わせ場所に現れた渡辺容疑者を同署員が任意同行した。

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 ■「信頼裏切って申し訳ない」 副市長らが陳謝

 県青少年健全育成条例違反容疑で日立市職員の渡辺裕太容疑者が逮捕されたことを受け、同市の梶山隆範副市長ら市幹部は14日、市役所で記者会見し、「市民の信頼を裏切って申し訳ない」と陳謝した。その上で「警察の取り調べを待って、厳正に対処したい」と述べ、詳細が分かり次第、市職員処分審査会(委員長・梶山副市長)で処分を決める考えを示した。

 市によると、渡辺容疑者は入庁6年目で、社会福祉課から、今年4月に市民活動課に配属。仕事ぶりについては、「誠実な対応で、特に問題はなかった」としている。

 小川春樹市長は「公務にある者の逮捕は痛恨の極み。全職員に改めて綱紀粛正の周知徹底を図る」とのコメントを出した。

 同市では今年2月、下水道課の男性職員を、県下水道協会の定期預金約300万円を着服したとして、懲戒免職処分にしている。このとき、小川市長は全職員に対し綱紀粛正を求める訓示を出していた。