SNSで「スクールを受講すれば高額な収入を生み出せる」とうたい、現金をだまし取ったとして、大阪府警は10日、男女計41人を詐欺容疑で逮捕したと発表しました。逮捕されたのは、大阪市北区の「株式会社Unity」代表・松村真吾容疑者(29)と藤木来人容疑者(29)らです。
府警は9日、実質的拠点である大阪府吹田市のビルなど複数箇所を家宅捜索し、スマホやパソコンなど1千点以上を押収しました。逮捕容疑は2025年11月から26年3月にかけ、SNSで架空のインフルエンサーになりすまし、大阪府内の女性3人から受講代名目で計約15万〜51万円をだまし取った疑いです。
府警によりますと、容疑者らは仲介業者から多数のフォロワーを持つ美容や料理のSNSアカウントを購入していました。元の所有者が投稿していると信じた被害者に、副業ノウハウをうたってクレジットカード決済で受講料を支払わせていたとみられます。
Unityはアプリ開発などを手がける法人として登記されていました。代表以外の39人は20〜50代の自営業や無職など様々で、投稿役や釣り広告役などの役割を細かく分担していました。府警は「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」の可能性もあるとみており、2025年だけで全国約2300人、約6億5千万円に上る被害の全容解明を進めています。


